メモリ / コンテキスト

肥大化する会話履歴を再生する代わりに、エージェントが学んだことをセッション間で保持する層。難しいのは「何を記憶すべきか」の判断で、自分のデータで抽出品質を検証する必要があります。

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hermes-agentツール連携

Nous Research自身が開発するエージェント本体で、TUIと単一のgatewayプロセスがTelegram、Discord、Slack、WhatsApp、Signal、Emailの会話を束ね、cronスケジューラ、隔離されたサブエージェント、local/Docker/SSH/Singularity/Modal/Daytona/Vercel Sandboxという7種類のターミナルバックエンドを備えます。核になるのは閉じた学習ループで、定期的な促しに応じて記憶を整理し、複雑なタスクの後に自らスキルを作り、FTS5とLLM要約で過去セッションを検索します。裏を返せば、有用さの源である状態が`~/.hermes`配下に溜まり続け、バージョン管理の外で育つため、定期的な棚卸しが前提になります。組み込み用のライブラリではなく運用するアシスタントであり、READMEが記載するのはhermesのサブコマンドとスラッシュコマンドで、埋め込み用のAPIではありません。自作コードから呼ぶエージェントループが欲しい用途には向きません。シェルを扱えるエージェントをチャット経由で露出させる以上、コマンド承認とDMペアリングの設定は任意の飾りではなくなります。

公式MIT231k
Mem0メモリ / コンテキスト

会話から永続的な事実を抽出し、次回以降の実行で関連するものだけを取り出します。肥大化する会話履歴をそのままコンテキストに流し込む方式を避けられるのが利点です。セッションをまたいでユーザーを記憶させたい用途に向きます。何を保存するかはモデルの判断に委ねられるため、自分のデータで抽出品質を検証してから本番投入することを勧めます。

Apache-2.063.3k+11
Lettaメモリ / コンテキスト

コンテキストウィンドウをRAM、それ以外をディスクとみなし、何を読み込み何を退避するかをエージェント自身に判断させます。この枠組みにより、無期限に動き続けるエージェントが扱える対象になります。既存スタックにメモリライブラリを後付けするより、思想への踏み込みが大きい選択です。

公式Apache-2.024.3k+4