openclaw と skills の比較
どちらもツール連携に分類しています。数値はGitHub APIから取得したもので、評価は本サイトによるものです。
基本情報の比較
| 基本情報の比較 | openclaw | skills |
|---|---|---|
| ライセンス | MIT | Apache-2.0 |
| 言語 | TypeScript | Python |
| 提供形態 | セルフホスト / ローカル実行 | ローカル実行 |
| 成熟度 | 成長期 | 成長期 |
| スター | 386k | 18.3k |
| 直近7日間のスター増加数 | — | — |
| フォーク | 81.2k | 1.4k |
| オープンIssue | 5.5k | 32 |
| 最終コミット | 2026年8月16日 | 2026年8月14日 |
| 開発状況 | 活発 | 活発 |
それぞれの位置づけ
openclaw
`openclaw onboard --install-daemon`で手元のマシンにGatewayを常駐させると、セッション、ツール、イベント、チャネル接続がそこへ集約され、Control UI、CLI、TUI、接続済みのメッセージングチャネルが同じアシスタントを共有します。モデルはホスト型でもローカルでも構成でき、機能追加は本体の改造ではなくplugin SDKで作るプラグインを前提としています。一方で想定利用者は単独のオペレーターで、メインセッションのツールはサンドボックスを明示的に設定しない限りホスト上でそのまま実行され、DM可能なチャネルでは受信メッセージを未信頼の入力として扱う前提になっています。他のユーザーを参加させたりGatewayを外部へ公開したりする構成は、README自体がsecurityとsandboxingのガイドを先に読むよう促している領域であり、チームでの共有運用を第一に考えるなら選択肢から外れます。
詳細を見る →skills
Googleが自ら書いた運用知識を100件超のskillディレクトリに収めたリポジトリで、`npx skills add google/skills`から必要なものだけを選んで導入します。中心は`skills/cloud`で、GKEやBigQuery、Agent Platform、Well-Architected Frameworkの6つの柱までを扱い、`skills/ads`と`skills/analytics`にはGoogle Ads API、Google Mobile Ads SDK、IMA SDK、Google Analyticsの2種類のAPI向けのskillが並びます。厚みは一様ではなく、`skills/cloud/gke-*`だけで29件を占める一方、Cloud RunとFirebaseは各1件にとどまり、README自身がactive developmentの段階だと断っています。Google Cloudも広告・アナリティクス製品も使わない構成には得るものがなく、アプリ開発側の守備範囲もGoogle Mobile Ads SDKまでで、Android・Flutter・Dart・Genkit・ADKのskillはREADMEがリンクを張るだけの別リポジトリにあります。
詳細を見る →できること
openclaw
- 普段のチャットアプリからそのまま呼び出す — WhatsApp、Telegram、Slack、Discord、Google Chat、Signal、iMessageなどのチャネルが同一のGatewayにつながります。受信メッセージは未信頼の入力として扱う方針で、DM可能なチャネルでは未知の送信者は既定でペアリング待ちとなり、
openclaw pairing approve <channel> <code>で明示的に承認します。 - 導入から起動までがコマンド3つ —
curl -fsSL https://openclaw.ai/install.sh | bash(WindowsのPowerShellではiwr -useb https://openclaw.ai/install.ps1 | iex)が必要に応じてNodeランタイムまで用意します。続くopenclaw onboard --install-daemonがモデル接続の確認とワークスペース作成を行い、openclaw dashboardでControl UIが開きます。npm install -g openclaw@latestを選ぶ場合はNode 22.22.3以降、24.15以降、25.9以降のいずれかが必要です。 - ターミナルでもブラウザでも同じセッションを操作する — Control UI、CLI、TUIはいずれもGatewayに接続するクライアントで、
openclaw gateway statusでローカルのGatewayが起動しているかを確認できます。 - 本体を書き換えずに機能を足す — 拡張点はtools、skills、pluginsの3種で、READMEは新しい機能を本体へマージするのではなくplugin SDKで実装しClawHubで配布する流れを案内しています。
- コンパニオンアプリとノードで端末側の機能を足す — コンパニオンアプリとデバイスノードがGatewayに接続し、音声、Canvas、カメラ、画面、端末ローカルの操作を追加します。ただし対応プラットフォームに限られ、設定手順は本体の導入手順とは別に
docs.openclaw.ai/platformsとdocs.openclaw.ai/nodesにまとまっています。
skills
- 必要なskillだけを入れる —
npx skills add google/skillsは導入するskillディレクトリを選ばせる形式なので、全件をエージェントに抱え込ませずに済みます。収録一覧はREADMEのAvailable Skillsセクション(BEGIN SKILLSとEND SKILLSのマーカーの間)に製品分野ごとに並び、各ディレクトリへのリンクが張られています。 - harnessのプラグインとして登録する — Claude Codeでは
claude plugin marketplace add google/skillsのあとにclaude plugin install <plugin>@google-pluginsで、skillとMCPサーバーを束ねたプラグインを導入できます。Codexはcodex plugin marketplace add google/skillsと/pluginsブラウザ、Antigravity CLIはagy plugin install https://github.com/google/skills/<plugin-path>です。 - GKEの運用知識をまとめて渡す —
skills/cloud/gke-*はクラスタ作成、ComputeClasses、cluster autoscaler、マルチテナンシー、ネットワーク、ストレージ、アップグレードを網羅し、障害対応はgke-ai-troubleshooting-jobset-interruptionやgke-ai-troubleshooting-tpu-vbar-oomのように事象ごとの独立したskillになっています。 - クエリの生成を任せる —
cloud-logging-query-generationはLogging Query Languageを、cloud-monitoring-list-time-series-requestはListTimeSeriesのリクエストを組み立て、cloud-monitoring-chart-generationはチャートを生成します。データ側はbigquery-basics、spanner-basics、bigquery-bigframes、managed-airflow-dag-authoringが受け持ちます。 - 広告・アナリティクスのAPIを扱わせる —
skills/adsには13件(google-ads-api-quickstart、google-ads-api-account-diagnostics、google-ads-api-mcp-setup、data-manager-api-setup/-event-ingestion/-audience-ingestion、google-mobile-ads-android-migrate-to-next-genを含むGoogle Mobile Ads SDKの5件、動画広告向けのima-sdk-client-sideとima-dai-sdk)が、skills/analyticsにはgoogle-analytics-admin-api-basicsとgoogle-analytics-data-api-basicsが置かれ、いずれもskills/cloudの外にあります。