Ollama と SGLang の比較
どちらもモデルサービングに分類しています。数値はGitHub APIから取得したもので、評価は本サイトによるものです。
基本情報の比較
| 基本情報の比較 | Ollama | SGLang |
|---|---|---|
| ライセンス | MIT | Apache-2.0 |
| 言語 | Go | Python |
| 提供形態 | ローカル実行 / セルフホスト | セルフホスト |
| 成熟度 | 安定 | 安定 |
| スター | 179k | 31.9k |
| 直近7日間のスター増加数 | +21 ★ | +10 ★ |
| フォーク | 17.4k | 7.9k |
| オープンIssue | 3.7k | 4.9k |
| 最終コミット | 2026年8月15日 | 2026年8月15日 |
| 開発状況 | 活発 | 活発 |
それぞれの位置づけ
Ollama
モデルのダウンロード、量子化、OpenAI互換サーバーの提供までを引き受け、ローカルモデルをコマンド1つの距離に置きます。ローカル推論を前提とした開発の出発点として妥当な選択です。ただし多数の同時ユーザーへの配信では、スループット重視のサーバーのほうが明確に有利です。
詳細を見る →SGLang
プレフィックスキャッシュは、長く同一のシステムプロンプトを多数の呼び出しが共有するエージェント用途でこそ効きます。レスポンスをスキーマに一致させる制約付きデコーディングにも強みがあります。この領域の主な比較対象はvLLMです。自分のトラフィック特性で双方を計測することを勧めます。
詳細を見る →できること
Ollama
- コマンド1つでモデルを実行 —
ollama run gemma4のように指定すれば重みの取得からチャット開始までを引き受け、実行できるモデルの一覧はollama.com/libraryにあります。 - コーディングエージェントをローカルで動かす —
ollama launch claudeでClaude Codeの連携をローカルモデル相手に起動でき、Codex、Copilot CLI、OpenCode、Droid、DeepSeek Harnessも同じ方式で立ち上げられます。 - 自作アプリから呼び出す —
http://localhost:11434/api/chatにmodelとmessages、streamを含むJSONを渡すREST APIがあり、pip install ollamaとnpm i ollamaで公式クライアントも導入できます。 - メッセージングアプリのアシスタントにする —
ollama launch openclawでOpenClawが起動し、WhatsAppやTelegram、Slack、Discordから手元のOllamaを個人用アシスタントとして呼び出せます。
SGLang
- 共通プロンプトの再利用 — RadixAttentionによるプレフィックスキャッシュが同一の先頭トークン列のKVを保持するため、長いシステムプロンプトを共有する呼び出しの再計算を省けます。
- スキーマに沿った出力の強制 — 制約付きデコーディングにより、ツール呼び出しのJSONなど決まった形式に一致する応答を生成できます。
- NVIDIA以外の環境でも動かす — PyPIのsglangを導入して推論サーバを立てられます。NVIDIA GPU(GB200/B300/H100/A100など)のほか、AMD MI355/MI300、Intel Xeon CPU、Google TPU、Ascend NPUに対応します。
- OpenAI SDKからそのまま呼ぶ — OpenAI APIと互換性があり、Hugging Faceのモデルも大半をそのまま読み込めるため、既存のOpenAI SDK向けコードを書き換えずに接続できます。
- RLのロールアウト基盤として使う — 強化学習との連携を標準で備え、AReaL、Miles、slime、Tunix、verlといったポストトレーニングのフレームワークからロールアウト用の推論バックエンドとして利用されています。