Ollama と vLLM の比較

どちらもモデルサービングに分類しています。数値はGitHub APIから取得したもので、評価は本サイトによるものです。

基本情報の比較

基本情報の比較OllamavLLM
ライセンスMITApache-2.0
言語GoPython, CUDA
提供形態ローカル実行 / セルフホストセルフホスト / ローカル実行
成熟度安定安定
スター179k89.1k
直近7日間のスター増加数+21 ★+23 ★
フォーク17.4k20.7k
オープンIssue3.7k6.7k
最終コミット2026年8月15日2026年8月15日
開発状況活発活発

それぞれの位置づけ

Ollama

モデルのダウンロード、量子化、OpenAI互換サーバーの提供までを引き受け、ローカルモデルをコマンド1つの距離に置きます。ローカル推論を前提とした開発の出発点として妥当な選択です。ただし多数の同時ユーザーへの配信では、スループット重視のサーバーのほうが明確に有利です。

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vLLM

PagedAttentionと継続バッチングにより、素朴な実装よりはるかに多くの同時リクエストを1枚のGPUで捌けます。エージェントは呼び出し回数が多くなりがちなため、この差が効いてきます。OpenAI互換エンドポイントを備えており、多くのエージェントフレームワークはベースURLの変更だけで接続できます。一方でGPUメモリの見積もりやモデルのロード時間など、運用面の作業は相応に発生します。

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できること

Ollama

  • コマンド1つでモデルを実行ollama run gemma4のように指定すれば重みの取得からチャット開始までを引き受け、実行できるモデルの一覧はollama.com/libraryにあります。
  • コーディングエージェントをローカルで動かすollama launch claudeでClaude Codeの連携をローカルモデル相手に起動でき、Codex、Copilot CLI、OpenCode、Droid、DeepSeek Harnessも同じ方式で立ち上げられます。
  • 自作アプリから呼び出すhttp://localhost:11434/api/chatmodelmessagesstreamを含むJSONを渡すREST APIがあり、pip install ollamanpm i ollamaで公式クライアントも導入できます。
  • メッセージングアプリのアシスタントにするollama launch openclawでOpenClawが起動し、WhatsAppやTelegram、Slack、Discordから手元のOllamaを個人用アシスタントとして呼び出せます。

vLLM

  • GPU1枚あたりの同時処理数PagedAttentionと継続バッチングにより、素朴な逐次処理よりはるかに多くのリクエストを1枚のGPUで同時に捌けます。
  • 既存クライアントをそのまま接続OpenAI互換のAPIサーバを備えるため、多くのエージェントフレームワークはベースURLの変更だけで接続先を切り替えられます。Anthropic Messages APIとgRPCにも対応します。
  • 手持ちのハードウェアで動かすuv pip install vllmで導入でき、NVIDIA・AMD・IntelのGPUに加えてx86/ARM/PowerPCのCPUでも動作します。Google TPU、Intel Gaudi、Huawei Ascend、Apple Siliconなどはハードウェアプラグインとして提供されます。
  • 量子化してカードに載せるFP8、MXFP8/MXFP4、NVFP4、INT8、INT4、GPTQ/AWQ、GGUF、compressed-tensorsといった量子化形式のまま配信できるため、扱えるモデルの上限がカードのメモリ容量だけで決まるわけではありません。
  • 出力形式の固定とツール呼び出し構造化出力の生成にはxgrammarとguidanceを利用でき、ツール呼び出しや推論過程を切り出すパーサも同梱されています。

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