Aider と OpenHands の比較
どちらもコーディングエージェントに分類しています。数値はGitHub APIから取得したもので、評価は本サイトによるものです。
基本情報の比較
| 基本情報の比較 | Aider | OpenHands |
|---|---|---|
| ライセンス | Apache-2.0 | MIT |
| 言語 | Python | Python, TypeScript |
| 提供形態 | ローカル実行 | セルフホスト / ローカル実行 / マネージドクラウド |
| 成熟度 | 安定 | 安定 |
| スター | 48.2k | 84.1k |
| 直近7日間のスター増加数 | +2 ★ | +23 ★ |
| フォーク | 4.8k | 10.9k |
| オープンIssue | 1.8k | 481 |
| 最終コミット | 2026年5月22日 | 2026年8月15日 |
| 開発状況 | 活発 | 活発 |
それぞれの位置づけ
Aider
すべての変更がgitコミットとして記録されるため、AIによる編集が同僚の編集と同じようにレビュー可能・巻き戻し可能になります。リポジトリマップの仕組みにより、コンテキストウィンドウを大きく超える規模のコードベースでも作業できます。ターミナル専用という設計は、そこで作業する人には強みですが、エディタ内での利用を求める場合は選択肢になりません。
詳細を見る →OpenHands
隔離されたコンテナ内でファイル編集・テスト実行・ドキュメント参照を行うため、実行が失敗してもホスト環境を壊しません。SWE-bench系のベンチマークでは上位の成績を出していますが、実際のリポジトリに向ける前にコスト試算を勧めます。長時間の自律実行はトークン消費が大きく、生成結果はマージ前に人間のレビューが前提になります。
詳細を見る →できること
Aider
- gitコミット単位で巻き戻す — 変更のたびにコミットメッセージを自動生成してコミットするため、AIが書いた差分も
git diffで確認し、git revertで取り消せます。 - エディタのコメントで指示する — ソースコードに書いたコメントをwatchモードが検知して作業を始めるため、aiderのプロンプトに切り替えずに依頼できます。
- lintとテストの失敗を自己修正 — 変更のたびにlinterとテストスイートを実行し、報告された問題をaider自身が修正します。
- 画像やWebページを文脈に渡す — スクリーンショットや参照ドキュメントのページをチャットに追加できるため、視覚的な情報を前提にした修正を依頼できます。
- 任意のモデルを指定する — モデルは
aider --model sonnet --api-key anthropic=KEYのようにフラグで切り替えられ、API経由で使えないLLMにはブラウザのWebチャットとコピー&ペーストで往復するモードがあります。
OpenHands
- ローカルに一式を立ち上げる —
npm install -g @openhands/agent-canvasで導入し、agent-canvasコマンドを実行すると既定でローカル一式が起動し、http://localhost:8000でUIを開けます。--frontend-onlyと--backend-onlyで構成要素を分けて起動することもできます。 - Dockerサンドボックスで動かす —
ghcr.io/openhands/agent-canvasを-v ${PROJECTS_PATH}:/projects付きで起動すると、エージェントはPROJECTS_PATH配下のプロジェクトを操作できます。npm版とソース版はagent-serverをホスト上で直接動かす構成で、READMEもファイルシステム全体にアクセスできると警告しています。 - バックエンドを使い分ける — Agent CanvasはREST APIであるOpenHands Agent Serverに接続し、1台につき1つのhost/portで動くサーバーを同じ画面から切り替えられます。チーム共有のサーバーでコードレビューや依存更新を回しつつ、手元のマシンで個人用エージェントを動かす構成が取れ、追加はUIから行えます。
- OpenHands以外のエージェントも動かす — Claude CodeやCodex、GeminiなどAgent-Client Protocol(ACP)対応のエージェントを同じ画面で扱え、背後のLLMも任意に選べます。
- 定例作業を自動化する — Automation Serverと組み合わせると、スケジュールやwebhookイベントを起点にエージェントを実行できます。GitHubのIssueをタスクへ分解する、生成したレポートをSlackへ投稿するといった処理を任せられ、Slack・GitHub・Linear・Notionと連携します。