Cline と Goose の比較
どちらもコーディングエージェントに分類しています。数値はGitHub APIから取得したもので、評価は本サイトによるものです。
基本情報の比較
| 基本情報の比較 | Cline | Goose |
|---|---|---|
| ライセンス | Apache-2.0 | Apache-2.0 |
| 言語 | TypeScript | Rust, TypeScript |
| 提供形態 | ローカル実行 | ローカル実行 |
| 成熟度 | 安定 | 成長期 |
| スター | 66.2k | 52.8k |
| 直近7日間のスター増加数 | +5 ★ | +4 ★ |
| フォーク | 7.1k | 6k |
| オープンIssue | 998 | 285 |
| 最終コミット | 2026年8月15日 | 2026年8月14日 |
| 開発状況 | 活発 | 活発 |
それぞれの位置づけ
Cline
VS Code上で動作し、ファイル書き込みやターミナルコマンドの実行前に都度承認を求めます。作業の流れを断ち切らずに人間を関与させられるのが利点です。MCP対応により、エディタ外のツールにも到達できます。この承認プロンプトこそが安全機構であり、すべて無効化すると本ツールを選ぶ主要な理由が失われます。
詳細を見る →Goose
CLIまたはデスクトップアプリとしてローカルで動作し、固定のツール一覧ではなくMCP拡張によって機能を獲得します。そのため、同一のエージェントでコード、インフラ、外部サービスを扱えます。モデル非依存の設計は、プロバイダの切り替えを想定する場合に効いてきます。
詳細を見る →できること
Cline
- Planで方針を決めてActで実行 — Planモードでコードベースを調査して方針を提示し、Actモードで実行します。ファイル編集とコマンド実行は都度承認が必要で、変更はdiffとcheckpointとして残るため巻き戻せます。
- CI/CDでヘッドレス実行 — git diff origin/main | cline "Review these changes for issues" のように標準入力を渡せ、cline --jsonで機械可読なイベントを出力できます。
- .clinerulesに規約を書く — .clinerulesファイルに置いたコーディング規約や設計方針は、CLI・VS Code拡張・JetBrainsプラグインのいずれからも自動で読み込まれます。
- 多数のエージェントを無人で走らせる — cline schedule createに--cron "0 9 * * MON-FRI"を渡せば定期実行でき、Kanbanボードはタスクカードごとに独立したworktreeを割り当てて並列に実行します。
- MCPと自作ツールで外部へつなぐ — cline mcpでMCPサーバーを管理でき、@cline/sdkのcreateToolで独自ツールやライフサイクルフックを登録できます。
Goose
- ローカル環境での実行 — macOS、Linux、Windows向けのネイティブデスクトップアプリ、download_cli.shで導入するCLI、そして自前のソフトウェアへ組み込むためのAPIが同一のエージェントとして提供されています。
- MCP経由での機能追加 — Model Context Protocolを通じて70以上の拡張機能に接続でき、別のエージェントに乗り換えることなく扱えるツールやサービスを増やせます。
- 契約済みモデルの利用 — Anthropic、OpenAI、Google、Ollama、OpenRouter、Azure、Bedrockなど15以上のプロバイダに対応し、APIキーの代わりにACP経由で既存のClaude、ChatGPT、Geminiのサブスクリプションをそのまま使えます。
- 独自ビルドの配布 — CUSTOM_DISTROS.mdの手順に従い、プロバイダ、拡張機能、ブランディングを事前設定した独自ディストリビューションを作成でき、チームへ配布する場合に有効です。